夕暮れのフィレンツェ サンタ・トリニタ橋とアルノ川
夕暮れのフィレンツェ サンタ・トリニタ橋とアルノ川 イタリアの風景

ファルテローナ山(Monte Falterona)に源を発し、ティレニア海に注ぐ長さ241キロメートルの「アルノ川」に架かる「サンタ・トリニタ橋(Ponte Santa Trnita)」は、フィレンツェを流れるアルノ川に架かる橋の中でも特に美しい橋とされるルネッサンス様式の橋。かのダンテが「神曲」を書くきっかけになったともいわれる初恋の美少女ベアトリーチェと偶然の再会を果たしたのがこの橋のたもとと言われます。もちろん、橋はダンテ(1265年 – 1321年)が生存していた当時の橋ではなく、洪水や戦争で幾度も破壊され、そのたびに架けなおされています。現在の橋は1958年に完成したもの。写真はそんなサンタ・トリニタ橋とアルノ川の夕暮れの風景です。