ミラノのドゥオーモ
ミラノの象徴であり、ドイツのケルン大聖堂と並び世界最大級のゴシック建築として知られるミラノのドゥオーモ(Duomo・・・イタリアで、街を代表する教会堂のこと)は、1386年に、時の権力者、大司教アントーニオ・ダ・サルッツォとミラノの領主 ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの命によって建築されたもの。その完成までに実に500年以上を要したという驚くべき建築物です。
ゴシック建築特有の数多くの尖塔(全部で135本!)が特徴的で、それらの尖塔の天辺の一つ一つには聖人が立っています。一番高い位置に輝くのはマリア像。かつては、このマリア像より高い建物を建ててはいけないとされたとか。内部だけではなく、屋根にも上ることができるので、建築物が好きな方はもちろん、そうでない方も、ミラノ滞在とこのドゥオーモの記憶をさらに鮮明にするためにも是非とも上までいってみてはいかが?
Memo
人気スポットであるミラノ大聖堂は昼間は観光客でごった返しています。ゆっくりと見学したい方は朝早い時間がお勧め。午後からは混雑して思うように屋根に上れないことも。上から夕陽を狙いたい方は少し早目に上がっておくのがお勧めです。
Data ミラノ大聖堂 基本情報
所在地 | Piazza del Duomo, 20100 Milano |
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アクセス | メトロ1号、3号線「Duomo駅」から徒歩約1分 |
問い合わせ | |
料金 | €3 屋根へのアクセスは階段€9、エレベーター€13 |
時間 | 8.00 am – 7.00 pm(チケット販売 6.00 pm迄。最終入場 6.10 pmまで。 |
休み | 土日・祝日 |
見学時間の目安 | 1時間 |
備考 | 入り口で荷物検査有。 |
ウェブサイト | Duomo di Milano |